第1回 なぜオーストラリア?
オーストラリアに行こうと思ったのは、
2002年の1月になってからでした。
実際にオーストラリアへ出発したのが2月4日。
なんで、あまり計画的ではなく。
行き当たりバッタリだったんです。
実はその前年にフランスに
行こうと計画していました。
山梨県庁の方で紹介してもらって、
姉妹提携のソーヌ・エ・ロワール県に
行くつもりだったんです。
が、日本でもフランスでも県庁って
余計な仕事をしたがらないんですよね。
で、ナンダカンダ言われて、結局ダメ。
う〜、税金返せ〜!!
県庁に断られた後、
すぐに勝沼町の方を当たってみました。
勝沼町ってボーヌ市と姉妹提携していているんです。
(スゴいっしょ!?)
で、こちらの方は話の進み方も早く、
向こう側もいろいろと紹介してくれる感じでした。
で、これは行けるかな〜と思っていたら・・・・
・・・9月11日、ニューヨークでテロ。
結局、こっちの方も話がストップしてしまい、
フランス行きを諦めました。
こればっかりはしょうがないですよね。
やっぱ公共機関を頼っていくのは
難しいのかなという感じがします。
山梨県の勝沼にある
イケダワイナリー
カリフォルニアの
リッジ・ヴィンヤーズ
年が明けて、やっと
テロの心配もなくなってきました。
で、親父とフランス行きを
どうするのか話し合いました。
正直言って、
2度も計画が流れてしまったんで、
少し嫌になっていました。
しかもフランス語も一向に上達しないし・・・。
さらに、仕事が一番忙しい仕込みの時期に
会社の金で海外に行くってのは気が引けました。
・・・というより、
そこまで負担をかけて研修するということは、
ある意味でプレッシャーでした。
海外研修の目的はワイン造りの
勉強・・・がメインじゃなくて、
外国に住みたいってのが
目的なんですよね、俺の場合。
で、日本と季節が逆のオーストラリアは
いいなって思っていました。
俺はカリフォルニアで半年ほど
研修していたことがあったんで
だから言葉の問題もないかなって。
そう考えると
オーストラリアは最適な国でした。
俺がオーストラリアなら行きたいと言うと、
山本さんって人を紹介してくれました。
彼は20年前に単身でオーストラリアに行き、
行き当たりばったりでワイナリーを巡って、
そこで働かせてもらってたそうです。
彼はいくつかの助言と
自分がお世話になっていたワイナリーを
紹介してくれました。
それがハンター・ヴァレーにある
アランデール・ワイナリーだったんです。