第9回 アランデール・ワイナリーの人々
今回はワイナリーで
働いている人たちの紹介をします。

左上からビル、俺、
ロード、スティーブ、ジェフリー
まず、経営責任者兼ワインメーカーのビル。
最初は2〜3日の滞在だけなんだろう
と思ってたみたいなんですが、
結局は俺の研修を受け入れてくれて、
しかも、ホームステイさせてくれました。

ビルはとてもいい経営者です。
スタッフみんなに対してやさしい。
オージーらしく、明るくフレンドリーです。
さすがにワインの知識も豊富でした。

奥さんのサリーはデザイナーの仕事をしています。
普段はやさしいお母さんなんですが、
怒ると怖く、ウィルもアナもよく叱られています。
「宿題しなさい。」っていうのが口癖で
そこら辺は日本の母親と一緒だなって思いました。
アランデールにはもう1人、
スティーブというワインメーカーがいます。
彼はユーモアがあり、すごくおもしろい人です。
オフ・シーズンにはワガ・ワガにある大学で
醸造学を勉強しているそうです。
俺は彼の指示で働いていましたし、
何か質問をしても的確に答えてくれました。

ロードもワイナリーの中で働いています。
フォークリフトやトレーラーの操縦も一番巧く、
機械の扱いのスペシャリストです。
ただ、彼の話す英語はオージー訛りがあって、
「エイト(8)」を「アイト」って発音してます。
最初は話すのに苦労しました。
ジェフリーはニュージーランドから来ている
いわゆる契約社員でした。
彼の兄弟はクリケットの代表選手で、
従兄弟も日本でラグビーをしているそうです。
ジェフリー自身もスポーツマンっていう感じです。
彼は日本に3年間住んでいて、
日本語も話せるようだったんですが、
基本的には英語で話すようにしていました。

ジェフリーはタンクから落ちてしまい。
肘の辺りを骨折しました。
で、10日間くらいは入院してましたが、
なんとか元気に退院してきました。

アレックスはアルバイトで働いています。
高校を卒業したばかりで、
大学に入るまでの夏休みを利用して、
ワイナリーでアルバイトをしてました。
彼も日本語を勉強していて、
たまに変な日本語を喋ってました。

フィアナとアンドレア

セラー・ドア
フィアナとアンドレアはセラー・ドアで働いています。
セラー・ドアっていうのはワイナリーの直売店です。
土・日曜日にはたくさんの人達が
ワインを買いにワイナリーにやって来ます。

この2人は土・日曜も交代で働き、
お客さんの相手をしています。
また、事務の仕事もしています。

アンドレアはジェフリーと同じく、
ニュージーランドから来ています。

マイクとフィルター・マシン
フィルター会社のマイクも
アランデールに来ていました。
彼は澱プレス機を使って、
果汁の澱からきれいな果汁を得るという
作業をしていました。

これは高い機械なので、
小さなワイナリーは澱を捨ててしまうか、
彼のような業者に頼むかのどちらかです。

マイクはメルボルンから来ていて、
もし、ヴィクトリア州に来ることがあれば
いろいろと案内をするよって言ってくれました。
ある日、
ビルの友人のデービットが
ワイナリーを訪ねてきました。

彼はヴィクトリア州で
デービット・トレーガー・ワイナリーという
自分の名前のワイナリーを経営しているそうです。

で、ハンター・バレーと彼の所は
収穫時期が1ヶ月違うので、
もし、こっちの仕事が終わったら、
彼の所で研修してもいいよって言ってくれました。

たった1日会っただけだったんですが、
この出会いは俺にとって、すばらしいチャンスでした。