第19回 デービット・トレーガー・ワイナリーの人達
アランデールの時と違い、
最初は、ここの仕事に馴染めませんでした。

システムがしっかりしているわけではなく、
その場その場で臨機応変に
デービットが作業を決めていきます。
だから最初の内は小さなミスを連発していました。

しばらくはナーバスになる時もあって、
このままじゃホームシックになるんじゃないかって、
そう思っていました。

でも、次第に仕事にも慣れてきて、
こっちの生活にも慣れることができました。

デービットと似顔絵

クリスチャン
それでは、ここで働いている人を紹介します。

デービットは16年前に
自分のワイナリーを造りました。
それまではミッチェルトンっていう
大きなワイナリーで働いていたそうです。

ワイナリーの建物は借りているんですが、
来年にはナガンビーに新しく建てるそうです。

デービットは奥さんと別居中で、
長男のクリスチャンはデービットと暮らしています。
俺も彼の家に住ませてもらっているんですが、
デービットはクリスチャンとよく喧嘩します。

クリスチャンはまだ高校生。
俺とはいい友達なんですが、
少し不良っぽい所があって、
たまに友達と飲んだくれています。

で、部屋も汚いし、言葉遣いも汚い。
最初は彼の英語が全然解らんかった。
スラングみたいな感じで、
単語の語尾を発音しないんです。

奥さんのハニーと次男のアランは
パースに住んでいるそうです。

ワインとトム

ロベルタ
トムとワインはブドウ畑で働いています。
2人とも体が大きく、かなりの力持ち。

トムとはよくパブで会うので、
一緒にビリヤードをしてました。
でも、デービットもトムもすごく上手く、
俺なんかじゃとても太刀打ちできませんでした。

俺がここに来てから、ちょうど6日目、
ロベルタっていうイタリアからの研修生が来ました。
俺と同じようにデービットの家に住んで、
同じようにワイナリーで研修してました。

彼女はちょうど33歳になったんですが、
見かけはそれ以上に老けて見えました。
日本人は若く見える。
だから、日本人女性ってモテるんです

ロベルタは英語を3ヶ月前に習い始めたそうです。
でも、結構話すことができるし、
日本人では3ヶ月だけではここまで
話せないだろうなぁ〜って思いました。

ちなみに彼女はトスカーナにある
サンフェリーチェっていうワイナリーで
働いているそうです。

ジュネールとサリー

ダグとダイアン
セラー・ドアでは3人が交代で働いています。
ジュネールとサリーとダイアンは
3人とも明るくて優しい人でした。

俺も何かあると相談して、
よく助けてもらってました。

ダイアンはデービットと同じ
ローイング・クラブに入っていて、
俺とロベルタをヨットに連れていってくれました。