ぶどうの話

Bobudo.gif (2509 バイト)ぶどうの話いろいろ

 

ぶどうbott.gif (144 バイト)種なし葡萄にする..

bott.gif (144 バイト)房づくり..

bott.gif (144 バイト)鳥対策..

bott.gif (144 バイト)日本の葡萄の生い立ち..


種なし葡萄にする(ジベ処理)

皆さんもよくご存知の「デラウェアー」は、干しブドウなどの原料となる 種のない品種(トムソンシードレス、スタウトシードレスなど)とは違い、もともと種のある品種です。

でもみなさんが、食べる時には、種がないですよね、それは、「ジベレリン」という植物成長調整剤を 使用して種が、ないようにするからです。この処理のことをジベ処理といいます。

ジベ処理は、2回行います。1度目は、種無しにする為に行い、2回目は果粒の肥大化と着色促進の為行います。
1度目は、葡萄の花が満開になる2週間前、2度目は、開花10日後に行うのですが、1度目のタイミングがとても難しく、早いと、実がつかなくなり(花ぶるい)、遅いと種が入ってしまいます。しかも処理後8時間の間に雨が降ると再処理になってしまいます。

「ジベ処理」の方法は、ジベレリン溶液(100ppm)を コップに入れ 花房をよく浸します。処理をした房としない房を見分ける為に 溶液に食紅で赤い色をつけておくので、ジベ処理の後は、顔や手が、真っ赤になり大変です。

勝沼中学校では、この時期休みになり農家でジベ処理を行う行事があります。

ちなみにジベレリンというものは、バカ苗病という稲が大きくなる病気から発見された。植物ホルモンだそうです。(食べても害はありません) 昭和33年くらいに種なしデラウェアーのが、初出荷され 今ではデラといえば、種なしが あたりまえになりました。

最近では、ジベ処理を行った 種なしの「巨峰」や、「ピオーネ」も出荷されています。出荷時期は、種ありに比べ1週間くらい早くなり 種なし巨峰は、お盆前に 市場に出回っています。消費者の人気と 栽培が楽になることことから(実がつきやすい)最近では、デラウェアーはもちろん 「巨峰」 「ピオーネ」も種なしが、主流になってきています。

味では、ジベ処理したぶどう(種なし)は、しないものに比べ、甘味が落ち やや味も薄い感じがします。
ただ、食べやすさ、外観は、良いです。

ジベ処理ムービー(Quick Time) かなり重いです。1.6M

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房づくり...

房巨峰、ピオーネ、甲斐路などの大粒の品種は、房づくりという作業を行います。
この作業を行わず、そのままにしておくと、粒がしっかりつかずに長く伸びで、粒がまばらについた房の長さが40cmくらいあるお化けのような葡萄が出来てしまうのです。

この作業は、葡萄の花が咲き始めた頃から咲き終わるまでに行わなければならないので、この作業を行う6月頃は、大忙しで猫の手も借りたいくらいです。 房づくり

作業内容は、岐肩 をとり、房を15〜17段にするよう上の方を切り詰め
下を少し切ってやります。(図の赤い所を爪やハサミを使い切ります)

作業を行うと15cmくらいの長さだった房が7センチくらいになります。

 


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鳥対策...

movmailb.gif (5798 バイト)葡萄が美味しくなってくるとスズメや、ムクドリ、カラスが、葡萄を食べにやってきます。

対策としては、傘や袋で、房を直接保護したり、鏡や反射テープを畑に置き 鳥が、いやがるように したりしますが、
「爆音機」といってプロパンガスを利用したガス鉄砲のような音が出る物が、今のところ一番効果があるようです。
最近では、鳥が、嫌がる音(鳥の変な鳴き声)を流す機械が、主流になってきてます。ここ2.3年は、効果が見られます。

その他にも 何か効果的な 方法を ご存知の方は、是非お教え下さい。うまくいったら、お葡萄をサービスするかも・・・♪

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日本の葡萄の生い立ち...

勝沼町は古くから葡萄産地として有名ですが、いつからブドウを栽培したかというと、文治二年だといわれてます。文治二年といわれても良く解らないのですが、西暦にすると1186年です。鎌倉幕府が出来たのが「いいくにつくろう」だから1192年 大昔です。

雨宮 勘解由』という人が、上岩崎の城の平(山です。今も残ってます)で 道端に変わった「ブドウの木」が、生えているのを見つけたそうです。それは、普段見なれたヤマブドウkousyu.gif (24580 バイト)とは、違うので 育ててみようと思い 畑に植えて大切に育てたそうです。

そして、5年経った秋に ヤマブドウとは違って、綺麗な虹色の葡萄が出来たそうです。それが、800年経った 今でも変わらず 栽培され続けている甲州ぶどうです。その後、しばらくは、あまり栽培されなかったようですが、江戸初期に 甲斐徳本(かいのとくほん)という 医師によって 日本の気候に適した「棚栽培」が広められ、ぶどう栽培が、勝沼と岩崎地域に普及したそうです。

江戸時代に、松尾芭蕉が勝沼を訪れた際に詠んだ句は、『勝沼や馬子もぶどうを食いながら』というもので、その頃には、ぶどうの一大産地だった様子が、伝わります。

源 頼朝公や武田 信玄公も食べた この歴史ある「甲州ぶどう」ですが、種の周りに酸味があることと、今のぶどうに比べると さっぱりとした味のため 今では生食では、ほとんど消費されず、白ワインの原料に なっています。

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